第29回按針忌 ~ウィリアム・アダムス(三浦按針)を偲んで~ 平戸市より
2024.06.03
当協会顧問である平戸市で毎年行われている『按針忌』。
平戸市の市民団体「国際交流HIRAの会」が主催し、今年で29回目を数えます。
今年も2024年5月25日(土)に崎方公園で日欧交流の礎を築いた三浦按針の功績を偲び、園内の墓碑に献茶や献花が行われました。
英国人航海士であるウィリアム・アダムス(日本名・三浦按針)は1600年にリーフデ号で現在の大分県に漂着。
その後、徳川家康の外交顧問として活躍し、平戸イギリス商館の設立に大きく関わった按針は、1620年に平戸の地でその生涯を閉じました。
園内には『ANJINローズガーデン』も整備されており、按針の名前のついた品種「ウィリアム アダムス」など赤やピンク、白など色とりどりのバラの花が楽しめます。
イギリスの懸け橋として、今もその歴史を平戸に伝えている三浦按針の足跡を訪ねてみてはいかがでしょうか。
按針忌の様子
長崎新聞掲載記事