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何はともあれ、中国大陸に近い長崎。新型肺炎の上陸を断固防止するあらゆる対策が必要であると友人は言う。(5月3日記)
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それは、水産県長崎におけるホルマリン使用のフグ養殖、三菱造船所の船火事、ハウステンボスの事、長崎方式という政治等と、嫌なことが多く続いたからであろうか。そこに東京の知人よりも電話あり、「長崎ゆめ総体、近まっているが大丈夫かね」と言う。
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長崎で6月1日と言えば「長崎くんち小屋入り」の日であるし、長崎では厄入り・厄拂いを行う日として各種行事がある。ここらで長崎市も厄拂いしては、どうですかね。
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江戸時代の「長崎歳時記」には、「この日(6月1日)は家々ナマスを作り、氷餅として正月のかき餅をとっておき台に盛りて客に進め厄を拂う」と記してあった。 |
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今月は次の各氏より地方史研究には缺かせない各方面の書物を贈って戴いた。
1. 戦後、長崎史談会の藤木会長を助け復興に協力して戴いた故正木慶文先生が10年の歳月をかけて綴られた「長崎隠れキリシタン記」を長女の田中幹子女史が出版されたもの。(非売品)
2. 永井隆先生の最後の作品となった「十字架の道行」に解説文を加え、信仰の道を語っておられる結城了悟先生の著書「永井隆の十字架の道」。(長崎市西坂・26聖人記念館刊)
3. 森瀬貞先生の歌集第三集「冬の虹」、先生は83才より短歌を同窓の故笹山筆野女史に進められ始められたとの由。大日如来の慈悲いただきて健やかに 九十四歳の新春迎う。
4. 長年、長崎の食文化を研究されてこられた大坪藤代先生、今回それ等を編集され「長崎の菓子」を出版された。(ろうきんブックレット刊・476円+税) |